試合の稽古?審査の稽古?

こんにちは!剣道防具工房「源」店長の室木です!
昨夜は台風の影響で、雨風ともに強く車の運転中に前が見えなく
なることもありました。
皆様はお怪我などございませんでしたでしょうか?
今朝も道路に枝や、ごみなどが散乱している場所がございました。
皆様もお気を付けくださいませ。

さて、先日の稽古では久しぶりに厳しくお叱りを受けました。
道場の卒団生で現在大学生の後輩が来たので稽古をしました。
現役の大学生との稽古はなかなか機会がなく、スピードやパワーに
圧倒されていたのですが負けず嫌いの私はついついムキになってしまって、不十分な
ところから打ち込んだところを抑えられていました。
その稽古をご覧になられた先生に、
「そんな稽古はだめだ。簡単に打ちに行くから出頭を抑えられる。
そういった稽古が昇段審査でも出てしまうんだ。もっと真剣に考えて稽古しなさい。」

お叱り受けた後に先生と稽古させていただいたのですが、
「三本勝負!」とおっしゃられた後に二振で終わり。
どちらも安易に打ち込んだところを抑えられました。

「三本勝負といっただろう。もっと考えて稽古しなさい。」
反省しかありません。

少し前に別の先生が稽古の終わりに、
「試合に出ると、あらが出る。勝ちたい、打ちたい、負けたくないという気持ちが
あらを出してしまう。」

まさにその通りです。大会ではないのですが、自分の中では打った、打たれたという
「勝負」をしていたのかもしれません。

以前、「まだまだ若い。若いから我慢できずに無駄打ちをしてしまう。」と
言われていたことを思い出しました。
技術的な面もまだまだ不十分なのですが、精神的な部分が成長しないと
きっと審査でも「あら」が出てしまいます。
いつでも平常心で稽古に臨むように心がけていきます。