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剣道防具工房「源」を支える剣道具師|職人紹介

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剣道防具工房「源」を支える剣道具職人たち

東山堂 剣道防具工房「源」では京都西陣、左京区岡崎、さらに岩手県久慈市に工場を持っています。
西陣では主に剣道防具の製造、修理、左京区岡崎では衣類の製造や仕立て直し、岩手県久慈市では 剣道防具の製造、修理、さらには衣類の製造を行っております。
これらの工場を合わせると50名を超える剣道具師・スタッフが在籍しており、 お客様にお喜びいただける商品、サービスを提供できるように日々努めております。 そんな東山堂 剣道防具工房「源」を支える剣道具師をご紹介させていただきます。



大西朗~東山堂西陣工房 工房長

担当部署

東山堂西陣工房 工房長

職人経歴

中学校を卒業して間もなく、兄の後を追い剣道具師の世界に飛び込む。 当時京都では「弘煕(コウキ)」「明山(メイザン)」という2人の職人による名作剣道防具が名を馳せていた。 大西が師事した職人はこれら京都の名作の伝統技術を受け継いだ剣道具師であった。

この職人のもとには大西、大西の実兄を含め4人の若者が住み込みで朝から晩まで競い合いながら針を握っていた。 師匠が作る「剣山(けんざん)」「雅貴(まさたか)」は京都に古くから伝わる「弘煕(コウキ)」「明山(メイザン)」の技法を基本に、時代に合わせた作りの剣道防具であった。 大西は「職人の仕事は言葉で伝えるのものではなく見て盗めというタイプであった。厳しかったが今思えばありがたい。また、急ぎの仕事がある場合、師匠と私たち弟子は夜通しで針を握っていた。」と思い出を語ってくれた。

そんなある日、山口県のある武道具店から店主が現れた。腕の良い職人が欲しいとのことであった。白羽の矢が立ったのは大西であった。 大西は師匠のもとを離れることに後ろ髪をひかれる思いがあったが、師匠と店主からの粋なプレゼントにより山口にいくことを決意した。それは「山剣山(やまけんざん)」という銘であった。これは大西があこがれ続け、ずっと追い求めていた師匠の剣道防具の銘「剣山」に山口県で大成する期待を込めた銘「山剣山」。

大西は山口県で期待に応え、多くの剣道家に「山剣山」を届けた。 その後、止むを得ず剣道具師の仕事から離れた時期もあったが、現在は剣道具師としてスタートを切ったこの京都の地に戻り、毎日「この次もお願いします。」というお客様の感謝のお言葉をモチベーションに京都伝統の剣道防具作りを守り抜いている。

Q1.職人としてうれしかったことは何ですか?

子どもの頃からもの作りが大好きで、兄が武道具店で働いていたころもあり職人の世界に入りました。 今でも自分の理想通り仕上がらないのだが、常に良いものを求めて制作した防具をお客様に手に取っていただき「ありがとう。この次もお願いします。」と言っていただけると次につながるモチベーションとなります。

Q2.防具課 課長

面の場合、頬輪(内輪)の付け方や、つける位置で面の良し悪しが変わり、甲手も手の内の付け方ひとつでかなり変わってくる。 この2点については特に集中力して作業しています。

中田匠~防具課 課長

担当部署

面の製造を主に担当する。若手ながら職人経歴は17年と長く、京都の本社で店舗責任者を勤めてきたが昨年より更なる技術向上を目指し、岩手の工場に異動。職人としての高みを目指している。

Q1.職人として苦労していることは何ですか?

職人として防具の仕立てを始めたころは師匠がおらず、いろいろな人にご指導いただいたことを頭に置きながら、自ら面をばらしては仕立てて独学で勉強していた。
師匠が出来た今でもなかなか100点の製品は出来ず、日々施行錯誤を繰り返しながらやっている。


Q2.おすすめする防具は何ですか?

私は「旭峰(きょくほう)」をおすすめいたします。岩手県久慈工場で1から作っているので細かなところまでお客様のご希望に合わせてお答えできます。
剣道具が大好きなかたからオンリーワン防具を作りたい方まで広いニーズにお応えできる商品だと思います。

長崎達雄~久慈工場 副社長

担当部署

防具製造部の総責任者。全工程の指導・チェックを行う。日本製剣道具製作の第一人者であり全国で剣道防具に関する相談会を開催したり海外工場の品質を高めるために指導に訪れたりと技術の継承にも重きを置いている。


Q1.職人としてうれしかったことは何ですか?

苦しい下積み時代を経て、名工の下で仕事をすることが出来、作る楽しみが少しずつ分かるようになりました。
昔、品質で競い合った色々な名工の話を聞くことが出来、自分の手掛ける基本的技術の方向が示せるようになってきたこと。

Q2.防具製作のポイント

剣道具の形は昔から変わっていないが同じ形をしながら機能的に新化し競争が激しくなってきている。
ただいたずらに変るのではなく「本質のある、愛される剣道具を目指したい」


私たちの防具のここを見てほしい

飾りやデザインではなく本質のある防具を見てほしい。
今までの実績や経験を生かし達成していきたいと思います。

赤羽根 要~久慈工場 工場長

担当部署

衣類製造部の総責任者。全工程の指導・チェックを行う。
多くの職人とともに日本製武道衣類の業界一位を目指す。

Q1.常に心がけていること

規格品からオーダーメイドの商品まで様々な仕様の商品をご注文いただく中で、お客様のご希望や納期にお応えできるように対応させていただいております。
また、従業員が増え活気あふれる工場でありますので、全員で技術、意識を高め合い「一致団結」できるような環境作りを心がけています。

Q2.今後の目標は何ですか?

常に変化し続ける、お客様のニーズにお応えできるように、規格品はもちろんのことオーダーメイド商品の品質の向上、生産能力の向上の両方を達成できるように日々全員で尽力して参ります。

近藤弘美

担当部署

京都の衣類工房の工房長。
長年の縫製の経験を生かし、武道の体裁きに合った独自の仕立てで 武道衣類を作り上げる。

Q1.職人を志したきっかけ

袴をはいておられる方の凛とした立ち姿から、袴を作ってみたいという気持ちがありこの世界に入りました。
今までに洋服や陣羽織、半被(はっぴ)といった様々な衣類を手掛けておりました。学生の方が卒業式で着られたり、最近ではよく目にするようになった「かるた大会」などでも着られたりする袴の制作も行っておりました。 袴を制作していく中で、体格に特徴があり激しい動きに対応できる武道用の袴に興味を持ち現在に至ります。

Q2.職人として苦労したこと

もともと袴の制作はしておりましたが、武道用となると生地が厚く今まで通りの縫製では生産効率や強度に問題があり、そこを克服するのには時間がかかりました。
色々な経験を活かし今後もお客様にお喜びいただける商品を作るとともに、後輩たちに私の経験や技術を伝え、後輩たちの良いところは私も積極的に取り入れていき力を合わせてお客様にお喜びいただける商品作りに励んでいきます!

剣道具職人たちが手掛ける国産甲手

国産甲手
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