女子剣道指導 ~岩城 規彦の剣士育成術~【剣道・DVD】
商品番号
482-KDLD1
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このDVDでは、女子剣道の強豪校「中村学園女子高等学校剣道部」の稽古内容を岩城規彦監督の解説を交えて紹介します。
女子の特性である“しなやかさ”と“柔軟性”という強みを活かし、手の内の冴えによる強い打ちを実現する稽古に取り組んでいる中村学園女子剣道部。試合に勝つための技術や秘訣を自然と選手が身につけられるよう、剣道の姿勢・素振り・切り返し・打ち込み・技の修得まで、女子剣士育成のための工夫を凝らした稽古法が大きなポイントとなっています。
発売:2013年
実技:中村学園女子高等学校 剣道部
【主な成績】
全国高等学校剣道選抜大会 優勝2回
全国高等学校総合体育大会 準優勝1回、3位2回
玉竜旗高校剣道大会 優勝3回、準優勝1回、3位1回
各Discの内容
Disc1「岩城流 ~準備運動~」 (44分)
素振りでは、一連の打突動作を分解することによって重要なポイントを明確にする。
攻めに対して速い反応をするために、実戦に即した素振り練習・足さばきなど、常に試合を意識した練習を行なう。
また、体力の少ない初心者や女子にも無理のない補強、トレーニングを多く紹介する。
◎姿勢をつくる ◎素振り ◎合気の素振り ◎跳躍素振り ◎足さばき ◎補強を兼ねた素振りと足さばきの練習
◎トレーニング
Disc2「岩城流 ~切り返しと打ち込み~」 (41分)
切り返し練習から打ち込み練習へ複合的に組み合わせた練習方法を紹介する。
はじめに、打突・足さばき・間合いを確認する指導を行なう。正しい打突が理解できてから切り返しに入り、元立ちが静止した状態、動いた状態で足さばきが出来るかなどをチェックしながら、段階的に練習の内容を上げていく。
手だけで竹刀を振る傾向が多くみられるため、左右に分けての練習も行なう。
発展練習では実戦を意識した切り返しと打ち込みを練習する。
◎打突の確認 ◎片手面 ◎切り返し ◎裏の面を打つ打ち込み ◎前進後退の切り返し ◎上段の構えに対する打ち込み
◎胴の切り返し ◎全体練習 ほか
Disc3「岩城流 ~打ち込み練習と応じ技~」 (38分)
限られた練習環境や練習時間を最大限活かすための打ち込み練習を紹介する。
短時間で多くの打突をする目的で考えられた複数選手による打ち込み練習では、体当たりや打突直後の体勢を早く作ることなど、試合で重要となる状況を考えながら行なう。
また、応じ技では単純な打突から入る約束練習ではなく、お互いの合気で立ち合うことで、試合の展開を選手自身が理解できるようにする。
これらを早い展開で反復練習することによって、自然と反射的に技が出るようになる。
◎3人組の打ち込み練習 ◎4人組の打ち込み練習 ◎応じ技 ◎4人組の応じ技練習 ◎応じ技の実践練習 ◎三角練習
(38分)
Disc4「岩城流 ~実戦練習~」 (31分)
試合開始や再開直後をシミュレートした「入り」の練習では、自分のペースを掴むための稽古を行なう。試合では鍔迫り合い・体当たりが多くなるため、試合の流れを止めずに一本を取る練習や、体当たりをせずに技を展開していく練習を取り入れる。
また、団体戦の対戦状況で「有利な場面」・「不利な場面」でのそれぞれの攻め方、ラスト5秒での戦い方などを紹介していく。さらに引き技でフェイントや崩しを身につける。
◎初太刀から20秒の入りの練習 ◎3本勝負の相掛り ◎団体戦での状況を考えた練習 ◎引き技