努力はしているが...
稽古は一生懸命している。
家での素振りもたくさんしている。
でも、刃筋が通らず、竹刀の振りが遅いので打突が弱い。だから有効打突(一本)になるバグッと音のする打ちにならない。そんな方や、お子さまは意外にもたくさんおられます。
そして、自分自身は出来ていると思っている人ほど、実はできていない事も多いのです。
打突が弱い原因は?
竹刀を横から握ってしまうと
手の中で遊びが生まれてしまい、
竹刀の打突部に力が伝わり切らず
弱い打突になってしまいます。
でも竹刀を正しく上から握っていれば
打突の瞬間の竹刀のしなりによる反動を
掌(たなごころ)、
つまり手の平でパシッと抑えることが出来
竹刀に力が伝わります。

横からの握りで柄頭が手の内から
抜けてしまい竹刀を押さえられていない

上から握っているので、柄頭が手の内に
収まり竹刀を押さえられている

稽古中の頭の中は
いっぱいいっぱい…
正しい力みのない握りを身に着けるためには、普段からかなり意識しないと身に付きません。しかし、稽古をしていて握りのことだけを考えていられるわけではありません。
自分は「よし!今日は握りを意識しよう!」と思っていても「次は、下座が上座に面を打たせて、上座が振り返るところに
下座はすかさず面。上座で応じれるものは出小手!はじめ!」と複雑なメニューの指示を受けたり、「もっと声を出しなさい!」
と声を出すことを意識しなくてはいけなかったりします。
さらには「今日は打ちが弱いぞ!いつも通りもっと強く打つんだ!」とせっかく握りを意識していても、強く打つことを指導され
いつも通りの握りに逆戻りということもあります。
稽古中には多くのことを頭の中で処理しなくてはいけません。
その間にも稽古前に目標とした「握りを意識しよう!」ということは頭から消えてしまっているかもしれません。

無意識でも正しい
構えが身に付く竹刀
この上達型竹刀は握るだけで上から正しい握りを実現できるよう、柄の左右がフラットになっています。このフラットな面に手の平を当ててから竹刀を包み込むように握ると今まで改善されなかった横からの握り、力みのある握りが解消されます。
打突の際にも手の平の角度が竹刀の刃筋と連動するため刃筋の正しい打突になります。
この「使えば体で握りを覚えられる竹刀」
【上達型竹刀】で会心の一本を体感してください。